でも、憂美は優人を責めなかった。 あの日から今日まで、ずっと─── 今でも信じてくれている。 「ありがとな憂美」 今の優人の気持ちを素直に言った。 「もう一度誓ってもいいか?」 「何度でもいいよ。ゆうちゃんが私を嫌いになるまで何度でも…」 「死んだってお前が好きだ。例えこの体が違っても、魂が俺のままであるかぎり俺は憂美が好きだ」 優人はそう言うと、三度目の誓いをした。