「本当にいいんだな?それで……」 「うん。決めたんだ私」 「決めたって、何を?」 「看護婦になる。」 決意をもった憂美の目は二人で誓い合ったあの時と変わっていなかった。 そして夢も…… 「その後は……分かってるよね?」 憂美がまじまじとこちらをみてくる。 「分かってるよ」 優人が憂美にキスをしようとした。