「な…ん…でだ…ろ…うな……かれ…し…だから…かな」 その人物は今にも死にかけているのに憂美の方を向いて笑った。 「も……しかして……ゆう(由)ちゃん?」 「いま……は……ふく…だ」 死にかけている体なのに笑った。 「どうして……言ってくれなかったの?」 「も…う…おれの…こと…なんて…わすれ───」 「そんなことあるわけないでしょ!!どうしていつも……私を置いていくの?」 そこでもう一人の人物が自分のところに駆け寄ってきた。