「きゃあああああ」 とても小さかったが、確かに優人には聞こえた。 憂美の声が。 優人は急いで玄関に行き靴を履く。 まだ、履いていなかったが走りながら走りながら整える。 だいだい場所は分かっていた。 丁字路の場所だ。 走りながらポケットに手をつっこみ携帯を取り出す。