憂美の部屋はきれいに片付けられていた。 今、思えば自分も憂美たちを部屋に入れたが片付けていなかった。 「きれいなぁ」 率直な感想を言う。 「そうかなぁ。まぁ、ゆうちゃんの家は散らかってたけどね」 「まぁな」 優人は適当に空いてるところに座る。 「その様子じゃあ緊張してねぇな」 「なんで緊張するの?」