圧巻だった。 天井は明るく金色の壁だった。 部屋全体を明るく包み込んでいるのは、シャンデリアらしきものだった。 壁にはたくさんの絵画が飾られている。 まさに、漫画で出てくるお城に入ったみたいだった。 「私の部屋、二階だから早く行こ」 「お、おう」 戸惑いながらも優人は憂美についていった。