「でけぇ~」 見上げると、自分の家と比べて天と地の差だった。 「なんだよ、お嬢様だったのかよ」 そう言いインターホンを押すとすぐに憂美がでてきた。 「窓からずっと見てたんだ」 憂美は、ほほえむと 「入って、入って」 と言い、手で優人を招いた。 優人は憂美について行き家の中に入った。