なら─── 「優奈、少し話がある」 憂美はそう言って、優奈の耳にこれからのことをささやいた。 「え!?そんなの絶対ダメだよ!」 憂美の言葉に優奈は戸惑いをみせる。 「私は大丈夫だから───」 ガチャと部屋のドアの開く音がした。