外に出て数百メートル歩いた先に大きい公園があった。 夕方は、この近所の子供たちが遊んでいるが今日はいない。 「ここでいいだろ?福田」 優人は後ろ振り返り言うと、あぁと福田は答えた。 「さっきお前が話したことは本当か?」 「あぁ、全て本当だ」 「なら友人である俺から一言。俺も誰だかわかるよな?」 福田は自信満々に言ったが優人は『福田隆一』しかでてこなかった。