「私も二つ目聞きた〜い」 ゆりも一声あげる。 「ん〜と。じゃあ、くだらない話から。急いで家に入れって言ったのは、母親と喧嘩中だから。詳しいことを聞くのは無しな。」 優人は一息おいてから話を続ける。 「え〜と、次は昼休みの結果か」 優人はそう言うと横目で憂美にを見る。 憂美は目が合うと優人から目線を逸らした。 「え〜と俺の返事は───」