「どうした?」 「今日、ちょっと話したいことがあるから家に来てくれないか?」 「俺は別にいいけど、お前らは?」 福田がゆりたちに問いかける。 「私はいいけど、陽香と美香はどうする?」 「私もいいよ」 「今回、パスで」 一人だけ賛同しなかったのは、美香だった。 「私、先に友達とパフェ食べる約束をしていたから。ごめんね」