「話してないこと?なんだよ」 「聞いても怒らない?」 憂美の手が優人の肩で震えている。 「大丈夫だ。怒らないよ」 優人は今日憂美に逢えているだけで良かった。 「あ、あのね今回が始めてじゃないんだ。その……体が変わったのは」 「本当か!?」 「うん」 憂美は小さく頷く。 「ってことは、憂美は憂美ではないってことか??」 自分で言ったのに優人は、まだ理解できなかった。