「待ってよ、ママ!」 優奈が母親を追うように走り出す。 だが、その走り出したてを憂美は捕まえる。 「!!?」 驚いた表情でこちらを見る。 「…………」 「話してよ!憂美!!」 「…………」 「何で黙ってんの!?」 「私も…………同じだから」 憂美は口を開いたが呟くように言った。