「え!!私は自転車でも行けるような所ですよ!?」 「知ってるよ、そんなこと」 予想は違っていた。 少しパニックになる。 「たぶん、違うと思いますよ?」 「ふふっ。変わってないな」 ゆりは意味深な言葉を残して目の前に空いている券売機に向かった。 憂美も前に空いてる券売機に行きキップを買う。 憂美がキップを買っている最中に男子学生の二人組が走り込んできた。