「次は3時50分かぁ」 足を速め券売機に行く。 すると見たことのある茶髪の女の子が前で並んでいた。 憂美は謎の人物に話しかける。 「ゆりさん?」 「え!?あっ陽香じゃん。どうしたの、こんなのところで?」 「えっと、まぁ友達探しかな」 どうせ行き場所は違うと思い、本当のことを言う。 「そうかぁ~。じゃあ、行き先は一緒だね」