福田は、笑いを含め優人に話す。 まぁな、と答えると時計をふと見る。 針は20分を指そうとしていた。 「んじゃあ、そろそろ俺行ってくる」 「おう。いい結果待ってるぞ」 「頑張ってね」 二人とも勘違いをしていたが気にせず、おぅと言って優人は屋上に向かった。 だいたい学校の屋上の場所なんて同じだと最初は思っていた。