午前中は、クラスの代表や委員などを決めた。 優人が驚いたのは、『福田隆一』がクラスの代表になったことだ。 選ばれた福田はもちろん、ゆりたちも驚いていた。 「あ、あの、このクラスの代表になられることになられました福田です」 言葉がばらばらであり、顔を真っ赤に染まっていた。 午前中の授業が終わると、優人とゆりは落ち込んでいる福田の元に駆け寄った。 「ふ~く~だく~ん。クラスの代表スピーチ良かったですよ。」