「話をそらしても、無駄だぞ!?」 「そらしてねぇよ。昼休み呼ばれただけだよ」 「昼休み、屋上、女の子……」 福田は少し考えてか ら 「キーワード的に告白されるパターンじゃねぇか」 「知らねぇよ、そんなパターン」 優人はバカ面な福田を見て笑った。 「昼休み、頑張ってね」 横にいたゆりまで、間違いをしていた。 それから優人たちが談笑しているとチャイムが鳴った。