学校に着くと、自転車を止めた。 そして自分のクラスに向かう。 服の臭いを気にしながら……。 自分のクラスに着くと、ゆり達が話していた。 「あっ翔!ちょっと話があるんだけど……」 優人に気付くとゆりがこちらに近付いてきた。 「なんだ?話って」 「用があるのは、私じゃないんだけどね……」 ゆりは苦笑いをする。