「行くぞ、福田!」 「あれ、お前朝飯は?」 「そんなのいらねぇよ」 優人はリビングに食べるところがあると思っていた。 そこに母親のいる可能性が高いと予想していたため行かないようにしている。 また見つかると何を言われるか分からないからである。 さらにつけ加えると優人はあの紙を見つけてから、トイレに一度行っただけでそれ以来出ていない。