涼太「空っおぃっ」

なんか聞こえる。

目を開けて顔を上げると
横には涼太がいた。

授業は終わっていた。
そしてやっと自分が寝てた事に気づいた。


俺「俺、結構寝てた??」

涼太「結構な(笑)」


涼太は笑いながら答えた。

涼太「てか、今から祭りの練習だって~」
俺は夢から起こされた事で

ブルーだったのに

祭りの練習のせいで
もっとブルーになった。


俺の住んでる街には5月に
大きな祭りがある。

毎年その近くの小・中学生、高校生、大人が参加する。

別に嫌いな訳ではないが
練習はとても大変だ

誠「空~。サボろうぜ」

俺「無理だろ??村上とか気合い入ってるし」

誠「だなっ」
誠は困ったような顔をしていた