「この元社長室か....。おぉ...思い出した、確か理央が連れてきおったな。親の代わりに弟を紹介するといって。」
「はい。」
兄貴は13年前は11歳か....。
そのあと数分談笑した後、旦那様が急に部屋の空気を換えた。
話はだいたい読める。
「この部屋は玲央と私の2人だけにしたい。悪いが理央は外を見張ってはくれないかね?」
「かしこまりました。」
兄貴は外に出ていき、会長室は2人だけになった。
「取りあえず、玲央のことが少しは知れてよかったと思うが....。そろそろ本題へ入るとするか......。
なぜ急にといえばだな....。
本当はお前には資格を取ってもらう必要はなかったのだが、この1年で状況が変わったのじゃ。」
「と、おっしゃいますのは?」
「本当は諸事情を考えて真理亜を後継ぎにするつもりだったが、近年のの真理亜の態度がおかしいと思ってな。」
「監禁の件ですか?」
「それだ。でもやはり後継ぎにはふさわしき風格を持っておるから見逃そうとは思ったのじゃ。
しかしあの子はわしの大事なあいつの孫でもあるからやはり後継者候補から外すわけにはいかないのだ。」
ここまで話し、旦那様は急に声をひそめた。
「孫の存在が重役会議でばれたのじゃ。今までひた隠しにしておったのに。」
「真理亜様ですか?」
俺が聞くと旦那様は驚かれた。
「もしや、莉依紗から何も聞いてはおらんのか?」
「えぇ.....。」
「はい。」
兄貴は13年前は11歳か....。
そのあと数分談笑した後、旦那様が急に部屋の空気を換えた。
話はだいたい読める。
「この部屋は玲央と私の2人だけにしたい。悪いが理央は外を見張ってはくれないかね?」
「かしこまりました。」
兄貴は外に出ていき、会長室は2人だけになった。
「取りあえず、玲央のことが少しは知れてよかったと思うが....。そろそろ本題へ入るとするか......。
なぜ急にといえばだな....。
本当はお前には資格を取ってもらう必要はなかったのだが、この1年で状況が変わったのじゃ。」
「と、おっしゃいますのは?」
「本当は諸事情を考えて真理亜を後継ぎにするつもりだったが、近年のの真理亜の態度がおかしいと思ってな。」
「監禁の件ですか?」
「それだ。でもやはり後継ぎにはふさわしき風格を持っておるから見逃そうとは思ったのじゃ。
しかしあの子はわしの大事なあいつの孫でもあるからやはり後継者候補から外すわけにはいかないのだ。」
ここまで話し、旦那様は急に声をひそめた。
「孫の存在が重役会議でばれたのじゃ。今までひた隠しにしておったのに。」
「真理亜様ですか?」
俺が聞くと旦那様は驚かれた。
「もしや、莉依紗から何も聞いてはおらんのか?」
「えぇ.....。」

