私は長い夢を見た。






空はとても明るくキラキラしている。


そに真ん中に背の小さい私がいた。


どこまでも続いていきそうな広い花畑のように思えた。









なんか来たことあるような…………?


小さいときの記憶と似ているお花畑。


「ユリ!」


お母さんに呼ばれた。


私はその中をお母さんと手を繋いで歩いていた。


「すごーい!綺麗なお花畑だ!誰もいない。私とお母さんだけしかいないわ!」


「そうね………。」


突然お母さんが叫んだ。


「お姉様でないですか。久しぶり!」


お姉様と呼ばれた女の人はとても美人で優雅な感じだった。


「あら、ユリと…………じゃない!大きくなったわね。お久しぶりね。」


私たちの方を見て微笑んでくれた。


その人の顔は…………。