灰色姫




「はい、お母様」


せっせと働くチェル。


継母は何もせず、
一人掛けの椅子に座ったまま。


「終わったら夕御飯の仕度と、窓拭き、家の周りも掃いといてちょうだい!」


「わかりました、お母様」


チェルは文句一つ言いません。