マサと私ヮ
専門委員会が同じ。
軽く忘れてた。

「専門委員会?」
紅ヮ不満たっぷりの顔で言う。
紅ヮまぁはっきり言って…

不良。

スカートギリギリミニ。
長い足をみせびらかして
髪の毛赤茶色。
長さはセミロング。
化粧しなくてもキレイで大きな目。
私は紅になりたかった。
こんなにかわいかったら…
もっと人生輝いたのに。

「専門委員会じゃ一緒に帰れないじゃんよ。」
「ごめんねっ!」
「いや、帰るけども。」
「マジで言ってる?」
「ウソだよ。」
「わぁい♪」
「それもウソだけど。」
私が口を開きかけた時、
後ろから背中をポンポンと
抱かれるように
叩かれた。
誰だかすぐ分かった。
暖かくて、大きい手。







マサの手だ。