ろくに眠らないで起きた朝。
昨日の事など忘れて起きた朝。
濡れた枕と腫れた目を見て、
もうマサの隣に居れないんだと気付く。
とりあえず目を冷やさないと・・・

目を冷やして
学校に向かう。
いつも何気なく見てた景色が
いつもよりにじんで見える。
学校に着いたけど、
何をすればいいのか
どこに行けばいいのか
誰と話せばいいのか
分からない。

学校でマサを見つけた。
申し訳ないって目で
私のこと見てた。
同情した目で
私のこと見てた。

そんな目で見ないで・・・
一昨日までは
あの目に見つめられて
幸せだったことを思い出す。
ヤバイ・・・また泣きそうだ。