「泣き虫なユリのために…」 そんな寂しそうな声、きみには似合わないよ なんて頭の端で考えてた 「急にいなくなってごめん。今日はユリに傘と、ちゃんとした別れを……っ」 「別れなんて言わないでっ!シュウ………シュウっ!」 別れなんてもういらないよ。 戻ってきてくれたんでしょ? シュウ……どこにも行かないで。