「そっ…そんなのいいよっ!!わたしの家ここからすぐだし、それにもう遅いし…。」 「だからだろ?夜道は危ないし、やっぱり送ってく。」 そんなこと、そんな真っ直ぐな瞳で言われたら断れないよ…… 「じゃあ……お願いします」 そう言うと秋山くんはにこっと笑って、わたしの頭に大きい手をのせた。