優しい涙

「だめだよ、A7!キミはここにいるんだ。

藤波様の言うことを聞いておとなしくしてたら、大好きな草むしりだって、ずっとしていられるんだから」


僕はA7の手を振りはらおうとした。


けれどA7はますます力を強め

「イッショニ、イク…イッショニ、イク」

腕にしっかりと、しがみつき離れようとしない。


「だめだってば!」


僕は無理やりA7を押しのけようとすると、A7は急に立ち上がり、僕をしめつけるようにして抱き着いた。


「うわっ…!」

バランスを崩した僕はA7もろとも、その場に倒れ込んだ。

それでもA7は僕を離すどころか、いっそうきつく抱きしめる。


「イッショニ、イク。
ヒトリボッチ、サミシイ

Z1、トモダチ

イッショニ、イク」