優しい涙

「まったく!なんて不良品だろうね!」


「こんなんじゃ、危険でおちおち眠れやしない」


「最新式だかなんだか知らないけど、しょせん機械は機械でしかないんだ」


僕は屋敷の人達の声を聞き、まったくその通りだと心の中で自嘲した。

「こいつ、どうします?」

「土蔵の中にでも入れておけ」


「鍵は厳重にかけろよ」


屋敷の人達は心底めんどくさそうに僕をかつぎあげると、裏庭にある小さな土蔵に移動した。


僕は土蔵に放り込まれ、そのまま幽閉された。