優しい涙

A7の名前は、いつか僕がつけてあげよう。

とびきり、いい名前を。

A7が、呼ばれた名前を大切に出来るように。


そうすれば、きっと自分の存在を見失うことはない。

呼んでくれた誰かのために、出来ることが必ずあるはずだから。


僕は胸にふくらむ大きな気持ちをしっかり受け止めた。


そしてA7と藤波様の元へ急ぐため、思いっきり走った。




《完》