硝子ノ迷宮




玄関からでた私はいやいや大学に向かった



醜い私は顔を誰にも見せたくない



でも…学校には毎日行くことにしてる



顔が駄目な分ほかの分野で補わないといけない



成績は常に1位だったし



今や大学でも賞をたくさん取っていた



でも…私を愛してくれる人はいなかった



当たり前よね



電車に乗ってもみんな私から軽く距離を置く



美しく…生まれたかった