「お母さん!!何で起こしてくれなかったの!?」
髪を縛りながらお母さんに言う。


「もう高校生でしょう。杏名ちゃんに迷惑かけて―」

「唯ママっ全然迷惑じゃないよ?唯那いつもだしねっ」


二階から降りて来た杏名がお母さんに言った。
杏名はお母さんのことを、唯ママと呼ぶ。


「フォローになってないよぅ」