あきらめてからもう数ヶ月はたった。

今だに付き合ってたころのことを思い出すことが何回かある。

無意識のうちに颯のことを目で追っていたり、
あたしに颯のことが忘れられるわけがないんだ。

やっぱり叶わない恋だけど片思いでがんばろうかな…


あ!瑠奈に相談してみようかな・・・

【瑠奈~><どうしよう・・・】

【美羽?!どした?】

【やっぱあたし颯のこと・・・】

【そっか・・・美羽だいじょうぶ?】

【だいじょぶじゃない・・・】

【まってて!いまそっちいく】

【え、来るって?】


瑠奈からの返事はなかった。
数分後瑠奈があたしの家に来た。
幸い親は今日は帰ってこないということで
瑠奈はあたしの家に泊まることになった。

「瑠奈~あ(><)あたしどうすればいんだろ」

「美羽!美羽はどうしたいの?」

「あた・・・し?あたしはもっかい最初からやりなおしたいよ・・・」

「じゃあそれをちゃんと颯に伝えなきゃ!」

「でも・・・颯には彼女が・・・」

「颯も美羽のことでいろいろ悩んでるみたいだよ?」

「そうなの・・・?」

あたしだけが悩んでるんじゃなかったんだ。

そういえばあたし颯の気持ちなんて
考えたことなかった・・・・・・。

「あたし、明日颯と話してみる!」

「うん!そうこなくっちゃ!」

「瑠奈ありがと~☆☆」