あたしと颯が別れてからもう一ヶ月がたった。
別れてから颯とは一度も話していない。
あたしは颯が好きという事実を隠そうとしていた。
「美羽~お昼食べよー」
瑠奈が不機嫌そうな顔をしてそういいながらこっちに向かってきた。
「いいよ~!ほんと瑠奈は食いしん坊だよね(笑)」
そんな他愛のない毎日を送っていた。
「ていうか美羽。まだ颯に未練あるでしょ~?」
「へ?」
びっくりしすぎて変な声がでちゃった。
「図星~?(笑)美羽わかりやすいんだよね!」
うわ-。
やっぱり瑠奈にバレてたか。
「ていうか、なんでそんな隠そうとするわけ?どうしてそこまでするの?別に好きなら好きって堂々としてればいいじゃん!」
突然瑠奈にそんなことを言われ、あたしは何も言い返せなかった。
でも、瑠奈のいう通りだと思う。
どうして好きになってはいけないひとを好きになってしまったんだろう。
でも、もう遅いの。
諦めることはできないの。
だからあたし、これからも颯のこと好きでいようと思う。
初めてこんなに想える人ができたから。

