叶わない恋




颯・・・学校きてないな・・・
調子でも悪いのかな・・・
学校終わったら颯んちに行こうかな

そう思いながら学校が終わるのを待っていた。
そして学校が終わってあたしは颯の家に向かった。

ピンポーン

「はーい」

「あの、あたし美羽です」

「あ!美羽ちゃんね?ちょっとまっててね」

「はい」

少ししてから玄関から颯のお母さんが出てきた。

「いらっしゃい。今日はどうしたの?」

「あの・・・颯いませんか?学校来ていなかったんで・・・」

「え?あの子学校行ってなかったの?朝出て行ってまだ戻ってないんだけど・・・」

「そうなんですか?颯、学校いませんでしたよ・・・?」

「そんな・・・あの子どこ行ったのかしら」

「あたし、ちょっと探してきます!」

「あ・・・美羽ちゃん!美羽ちゃ・・・・」

あたしは颯のお母さんを無視して颯を探しに行った。

心あたりのあるところはほとんど探した。
だけど颯の姿はなかった。

「颯~」

何度も何度も颯の名前を呼んだ。
だけど返事は帰ってこなかった。