「・・・・う!!美羽!!」

「え?」

「え?じゃないよ!!聞いてる?」

「あ、ごめん。聞いてない」

「やっぱりね~。あんた颯って子に惚れたでしょ?」

「え、あ・・・・・う・・・」


やっぱり瑠奈には嘘つけないな・・・
なんでもバレちゃう・・・

それにしても颯って子
すごくかっこいいな~

「よし!美羽、ちょっとまってて」

「え?うん」

いきなり瑠奈が立ち上がり颯のほうへ向かった。

そして颯をつれて戻ってきた。

「え・・・・」

あたしはいきなりすぎて声がでなかった。

「ういっす。おれ颯!よろしくな」

「・・・う・・・うん。あたし美羽・・・よろしくね」

「てかあど交換しようぜ!!」

「うん!!」

あたしは颯とあどれすを交換した。

瑠奈はあたしのために・・・

いつも助けてもらっちゃってるからな・・・

あたしもがんばろ!!


その日の夜、颯からメールが来た。

~♪~♪~♪~♪~

【颯だよ(^_^)】

【美羽だよ~☆】

【俺さ、今日一目ぼれしたんだ】

【え・・・?誰に?】

【お前の友達の瑠奈ちゃん】

え・・・・・瑠奈・・・???

【そうなんだ^^がんばってね】

【おう!】

どうして・・・

いつもうまくいかないの?

あたしも颯が好きなのに