颯はあたしのことを”大切な人”と家族に紹介していた。 あたしのことが好きということも、あたしを傷つけたことも泣かせたこともあたしのレイプのことも、颯の家族はみんな知っていた。 颯があたしのことそんな風に思っていてくれたなんて・・・ あたしは颯にどれだけ甘えていたのだろう。 颯がこんなふうにならなければあたしはそれに気づけていなかった。 どうしてだろう。 幸せは手に入ってしまうとあたりまえになってしまう・・・ そんなのだめってわかっているのに・・・