「よし!ついたぞ~」
「え?もう?」
「おう!見てみろ!」
「うわ~~~」
そこは海だった。
今まで見たことないくらいすごくきれいで
こんなきれいな海は初めてみた。
「きれいだろ?そんな驚いてくれるとうれしいわ」
少し照れながらあたしの好きな笑顔で颯はそういった。
「うんすっごくきれい!」
「よし、美羽いくぞ~」
颯は海に向かって走って行った。
「えー?待って待って~」
そう言ってあたしは颯を追いかけて行った。
ふたりで水掛け合ったり
走りまくってはしゃぎまくって
あっという間に時間がたった。
「あ-疲れた。でもちょお楽しかったな!」
また笑顔で颯はあたしに言った。
「うん!久しぶりにあんなに走った~」
「美羽、結構足はえーんだな」
「そ・・・そうかな?////」
「おう!だいぶな」
「でもほんっと楽しかった」
「そう言ってくれてうれしいわ。美羽と来てよかった~」
そんなこと言われたらドキドキしない子なんかいないよ。
颯は女の子がドキドキするような言葉をたくさん
知ってるんだね。
あたし、聞いてみなきゃ。

