「翔子のお友達が家に来るなんて初めてだわ」 「そうなんですか?」 「昔から真面目すぎる性格のせいなのかいつもひとりぼっちだったのよね」 「……」 「中学のときなんて不登校になってたわ」 川口さんそんなことあったんだ。 あたしとちょっと同じだ。 自分もいつもひとりぼっちで寂しかったから。 「でも嬉しいわ」 川口さんのお母さんは笑った。