「まだ返せなくてね、だから今日返そうと思って…」 「そうなんだ…」 さすが光太郎くん! 紳士的だな、きっと助けてもらった人は惚れちゃうよ! 「あっ、ここだよ」 「え!?」 あたしと川口さんは進二さんのお店に到着した。 「開けるけどいい?」 川口さんは顔を真っ赤にして頷いた。