「んじゃいってくるね」 「ああ」 あたしは支度を済ませて学校に向かった。 しばらく歩いていると道の真ん中で女子校生が立っている。 しかもあたしと同じ制服だ。 あんなところに立って邪魔だな。 あたしは女子校生の横を通り過ぎようとした。 「待ちなさい!」 「え?」