「そうよ!いじめが耐えきれなかったからだよ!ねぇ…もうやめようよ。あたしからキスしてないって本気で言える」



真剣な目佳菜絵に伝える。
佳菜絵は目を逸らした。





「なにが自殺よ!自殺すれば良かったじゃない…やめるわけないでしょ?あたしの気持ちが分かる!?あー…わけわからない…」



佳菜絵はそれだけ言うと教室を出ていった。
昌美と眞姫はとりまき。
眞姫と昌美は佳菜絵を追っかけた。
あたしを睨み付けて。



-放課後-




「うぉーい、流華一緒に帰ろーぜー?」



一人になった教室を出ようとした時麗也が声を掛けてきた。



「麗也!……んでも今日呼び出しくらってんだよね?昌美と眞姫と佳菜絵に…」




「はぁ!?それ絶対に行くなよな!酷いことされるぞ?」