+ありがとう+






「ねぇ…佳奈絵もうやめようよ……流華は裏切ったんじゃないよ!」



「誰が信じるかよ!」




あたしは佳奈絵の前まで歩いていった。



「なによ!?」





「これなら信じてもらえる?……あたし一也の事幼なじみって思ってる。好きな人も居る」



「そんな…………」





「嘘じゃないよ。あたしを信じて……?」



真剣な目を佳奈絵に向けた。
佳奈絵は下を向いている。
クラスの皆はあたし達をただ見ているだけだった。




「…………わたし…本当は虐めをしたくなかった。わたしも虐められていたから…」




え……?
佳奈絵が前の学校でいじめてたんじゃないの?