碧眼の天姫―刀の後継者



そして瞳を閉じる。
今在るのは…己のみ…


「…目覚めよ…天の刃、断末の呼び声と共にこの地へと舞い戻れ!!」


―キイィィィィン!!!!


刀は金切り声のような音を放ち碧く光り出す。


「何が起こって…美琴ちゃん!!?」


萩原 千年の切羽詰まった声が聞こえた。


それでも刀の解放に
集中する。


絹の布が解け粒子となって消えた。



パッと見開いたあたしの瞳は黒から碧へと変わり輝く。


「…碧い瞳…やっぱりあの子は………」


萩原 千年は小さく呟いた。



ついにバレたか……
でも今は…それより前にコイツを片付けなきゃ…