―ズサッ

「グギャギャーッ!!」

―グサッ

「うっ…ぐっ……」


私の剣は、火鬼の胸を、鬼の爪は私の胸を貫いていた。


「……次…その刃を…交え…る時…は……」


―バタンッ


体が地面に打ち付けられる。既に痛みは感じない。


意識が遠くなる…
そう…これで終わる。


これで…火鬼は1000年眠り続ける…




そして…私の意志は……




―次代の天姫
汝に引き継がれよう…

その身をもって
鬼を…滅ぼせ……