「碧瞳、血は証とし…
此処へ示さん、審議せん。我…天姫なり……」
刀に描かれた紋様が
紅く光り出す。
そして……………
『我ヲ呼ンダノハオ前カ?』
頭の中で声がした。
…これは一体………?
『今一度問オウ…
我ヲ呼ンダノハオ前カ?』
…あなたは…誰なの…?
『…オ前ノ持ツ天姫ノ刀に眠ル鬼…天鬼ダ…』
…天鬼……?
『オ前ニソノ覚悟ガ出来ルノカ…?
ソノ命ヲ賭ケル覚悟ガ…』
命を…賭ける覚悟…
今までの私なら、そんな覚悟なかった。
『サァ…今一度問オウ…
オ前ニソノ覚悟ガアルカ…?』
でも…今なら迷う事なく命を捧げる。
この命を賭けて……
…鬼を滅ぼす。
その為にはあなたの力が必要なの。
私に…その力を貸して、天鬼よ。
『…確ト受ケ取ッタ。
我ガ力…好キナヨウニ使ウガヨイ…』
その瞬間、刀が碧く輝き出す。それは目を開けているのがやっとな程に眩しい光。
その光はあたしを包み込む。


