碧眼の天姫―刀の後継者



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―ドクンッ


「…え………?」


屋敷を出た所で、火鬼の力を感じた。


あいつは…京にいるはずじゃあ…



私は急いでその気配を追う。たどり着いた場所は、辺り一面、灰と化していた。


何も残らず、ただ平らな大地が広がる。


風が灰を巻き上げる。


「…村…が……」


復興させた村が焼け野原となっている。


「まさか…私を追って…?」


迂闊だった。
アレは天姫である私を憎んでいる。



私を探してここまで来たとしてもおかしくない。


「っ…なんて事…」


これより先には、皆がいる。絶対に守らなければ!!



私は刀を強く握りしめる。