碧眼の天姫―刀の後継者



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屋敷を出て、ただ無情に広がる大地を見つめる。



「…………私が弱いから…」


そのせいで都は火の海にのまれた。


私がもっと危機感を持てば、こんな事にはならなかったのに……


この戦火で、命を落とした人間が沢山いたはずだ。


私は……戦う為に生まれたというのに……


「今更気づくなんて、遅すぎたんだわ…」


失ってしまった物は戻らない。


なんて重いんだろう…


沢山の大切な人が死んだ。
生まれ育った家を捨てた。



私は沢山の人間を守れなかった。



私は今まで、自分の命は自分のものだと思っていた。


それは皆と同じ、普通の権利だと…



だけど………


「私という存在は、私だけのものじゃない…」


私が私だと思っていても、周りの人間が私という存在を管理している。


今更になって理解した。
天姫の名に冠する者の責任と使命を…