「はい、心得ています」
それでも私の意地で強気に見せる。
「天姫、貴様の命はもはやお前の物じゃない」
「っ!!!」
私の命………
私の物じゃない……
本当に重い言葉だ。
「お前は神に仕えし神子。その使命を全うせよ」
「………心得ております…」
痛い……
悲しい………
心が泣いている………
皆が私に死ねと言う…
私は生きていてはいけないの……?
「おや、あなた方は天皇に仕えながら今、何も成す術なくいるというのに、我が姫に何か言える立場なのですか?」
平雅が怒りを込めた笑みで要人達を見渡す。
「くっ……」
図星だったのか、要人達は口を閉ざしてしまった。
「今度、姫を侮辱しようものなら、私が相手になりましょう」
まるで要人達の目から隠すように平雅が私の前に立つ。


